文字

日本の新政権は何ができるのか

タグ：野田佳彦日本の新政権組閣新政権

発信時間： 2011-09-03 14:27:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「反小沢派」に属する野田氏は民主党の新しい執行部を選ぶにあたってもバランスをとった。野田氏は民主党の党首に選ばれた直後、派閥の垣根を取り払い、速やかに挙党一致体制を整え、安定した信頼できる政治を再建するために努力していくと表明した。

野田氏は「親小沢派」の輿石東参院議員会長を民主党幹事長に起用した。幹事長は党務を管理する党内ナンバー２の人物で、極めて大きな権力を持っている。これによって、前党首菅直人氏が進めていた「脱小沢路線」に終止符が打たれ、党内の和解を目指すとの約束が実現された。小沢氏はこの予想外の人事を評価した。

アナリストは次のように指摘している。輿石氏の起用は賢明な措置だ。「親小沢派」の支持を得ることができるばかりでなく、輿石氏も「親小沢派」色を薄めざるを得なくなり、小沢氏の議員資格一時停止処分の解除を考慮する必要もなくなる。

日本のメディアは次のような考えを示した。組閣においても、執行部の選出においても、野田氏は党内の和解の実現に努力していくとの約束を果した。しかし、民主党が行動面で名実相伴う挙党一致体制を実現できるかどうかは、今後の状況をみなければ分からない。

与党ＶＳ野党

1 2 3 4 5 6

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版（チャイナネット）」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメントはまだありません。