自民党の谷垣総裁は野田氏との会談の席で、自民党は震災復興には協力するが、第三次補正予算案が採択された直後に衆議院を解散し、総選挙を行うよう要望した。このことからも分かるように、衆議院選挙で民主党を破り、政権を奪回することが自民党の目的なのだ。
アナリストは次のように指摘した。自民党の攻勢を前にした野田新政権は、はっきりとした成果をあげなければ、国民の信頼と支持を回復し、民主党の政権基盤を再構築することはできない。しかし、新政権が最終的に「ねじれ国会」という難局を乗り越えることができなければ、「短命」という運命から逃れることはできない。
(新華網日本語)2011年9月3日