空母キラーと呼ばれる「DF-21D」が米空母を攻撃する想像図
今年1月11日、人民解放軍はまた何か驚くべき行動を起こすのか?カート氏は、「2012年にずっと期待されている対艦弾道ミサイルの実験が行われるのではないか」と予測する。それは「空母キラー」と呼ばれる中国の中距離対艦弾道ミサイル「東風21D(DF-21D)」のことで、主に水上艦、特に米空母の破壊用に開発された。長年開発が進められているが、まだ実際の実験を行ったことがない。ただ同ミサイルが人工衛星と無人機を使って敵の位置を確認するのは明らかだ。
DF-21Dの実験が成功すれば、人民解放軍の近代的な軍事力を示し、西太平洋地域において重要な影響力を発揮したい中国の考えを表明することになる。
当然こうした現象は縁起を担いでいるわけではない。人民解放軍が今年の1月11日に重要兵器の実験をしようとしまいと、中国の発展は今後も続くだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年1月4日