輸入原油の半分はペルシャ湾経由 米国とイランの対峙に神経を尖らせる中国

輸入原油の半分はペルシャ湾経由 米国とイランの対峙に神経を尖らせる中国。

タグ: イラン 米国 原油 中国 備蓄

発信時間: 2012-01-13 11:04:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

戦略的原油備蓄の必要性が高まる中国

工業生産と自動車保有台数の増加にともない、2012年の中国の原油需要は安定した伸びを示すとアナリストは見ている。中国が原油の安定供給を確保するのに、世界3番目の原油供給国であるイランが重要な存在であることは明らかだ。データによると、中国はすでにEUに取って代わり、イラン最大の原油貿易相手国となっている。2011年上半期、イランは中国に1日あたり54万バレルの原油を輸送し、中国の全輸入量の1割を超えた。さらに、中国が輸入する原油の5割はホルムズ海峡を通過しなければならない。

潜在的な地域政治のリスクに対し、中国は戦略的原油備蓄を拡大してリスク回避能力を高める必要があると見られている。英紙「ファイナンシャル・タイムズ」は昨年11月に掲載した記事で、「中国の戦略的原油備蓄の目標は100日分の需要に相当する5億バレルだが、現時点でわずか1億1000万バレルで、1カ月分の需要量しかない。中国は戦略的な備蓄基地の建設を拡大し、原油を適時に購入し、90日分の輸入量を確保すべき」とした。

徐斌教授は、原油備蓄の拡大は中国のリスク回避手段であるとともに、国際エネルギー市場における発言力を高める手段でもあると見ている。現在、米国は原油備蓄を価格決定権を獲得するための手段とし、価格が高くなると備蓄を放出して抑えている。国際エネルギー機関(IEA)にもこうしたメカニズムがある。加盟国に90日分の石油備蓄を義務付け、原油生産国が価格を吊り上げると、消費国が備蓄を放出して抑える。「また、各加盟国が互いに助け合うメカニズムもあり、原油供給がいったん行き詰まると、互いに備蓄を共有することもできる」と、徐斌教授は説明している。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年1月13日

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