中国の戦闘機輸出、米ロ抜き世界1位へ

中国の戦闘機輸出、米ロ抜き世界1位へ。 ロシア世界武器貿易センターは7月9日、英ファーンボロ航空ショーの開幕日に、2008-15年の世界の新型戦闘機輸出ランキングで、ロシアと米国がそれぞれ販売数量と成約高で上位を占め、中国は数量で第3位になるとの新たな研究報告書を公表した。戦闘機輸出企業ランキングでは、中国の成都飛機行工業集団公司(成飛)が12年以降の4年間に競争相手の米国、ロシアを抜いて世界1位になるとしている…

タグ: ファーンボロ 航空ショー 戦闘機 輸出 ランキング

発信時間: 2012-07-13 11:00:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

資料写真:戦闘機F35

米国は戦闘機の輸出合計で297機、第2位になるが、金額ではむしろ266億1400万ドルで優位に立ってトップになる。過去4年は185機、146億5200万ドルだった。12年以降のオーダーは112機で119億6200万ドル。オーダーが減少するのは、F-35プロジェクトが遅滞したり、多くの国が購入を延期したりしたため。

中国は3位にランクされ、合計179機、金額は33億7100万ドルに達する。主にパキスタンにJF-17戦闘機を輸出。過去4年間に67機を納入、金額は12億9100万ドルだった。今後の4年でオーダーは大幅に増加し、少なくとも112機、金額は20億8000万ドルにのぼる。金額では、米国、ロシア、英国、スウェーデンに次ぐ。

ロシア・シンクタンクは、世界戦闘機輸出企業ランキングでは中国の成飛の発展が著しく、今後4年の間に輸出数量で初めて競争相手を追い越し、世界1位になると指摘。同社の櫼-7とJF-17戦闘機は少なくとも112機に達し、初めてトップに躍り出ると見られる。

だが、成約高では、112機の輸出額は20億8000万ドルにすぎず、ロッキード82億1900万ドル、ユーロファイター75億1000万ドル、スホーイとイルクート53億3400万ドル、ボーイング37億4300ドル、ミグ26億7000万ドルをかなり下回る。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年7月13日

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