資料写真:戦闘機F35
米国は戦闘機の輸出合計で297機、第2位になるが、金額ではむしろ266億1400万ドルで優位に立ってトップになる。過去4年は185機、146億5200万ドルだった。12年以降のオーダーは112機で119億6200万ドル。オーダーが減少するのは、F-35プロジェクトが遅滞したり、多くの国が購入を延期したりしたため。
中国は3位にランクされ、合計179機、金額は33億7100万ドルに達する。主にパキスタンにJF-17戦闘機を輸出。過去4年間に67機を納入、金額は12億9100万ドルだった。今後の4年でオーダーは大幅に増加し、少なくとも112機、金額は20億8000万ドルにのぼる。金額では、米国、ロシア、英国、スウェーデンに次ぐ。
ロシア・シンクタンクは、世界戦闘機輸出企業ランキングでは中国の成飛の発展が著しく、今後4年の間に輸出数量で初めて競争相手を追い越し、世界1位になると指摘。同社の櫼-7とJF-17戦闘機は少なくとも112機に達し、初めてトップに躍り出ると見られる。
だが、成約高では、112機の輸出額は20億8000万ドルにすぎず、ロッキード82億1900万ドル、ユーロファイター75億1000万ドル、スホーイとイルクート53億3400万ドル、ボーイング37億4300ドル、ミグ26億7000万ドルをかなり下回る。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年7月13日