別の中国海軍の専門家は、タッチアンドゴーはパイロットが艦載機を操縦しながら広い海上で空母をみつけ、姿勢を調整し、安定して甲板に接触するのに非常に意義があると指摘する。ただ、この過程は非常に重要ではあるが、決定的項目ではなく、実際の着艦の感覚とはある程度の違いがあるという。
艦載機の運用に詳しい中国の軍事専門家によれば、パイロットはタッチアンドゴーの要領をつかんだ後、実際に着艦訓練を行う。ただ、単独で艦載機の着艦訓練に成功したとしても、空母の戦闘力は7、8の地上チームと協力する必要があるため、空母戦闘力としてはまだ大きな開きがある。空母訓練の難度が上がるにつれ、給油人員、ミサイル装着人員、昇降機操作員、格納庫管理員、航空機調整員などが次々と訓練に参加することになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年10月17日