資料写真:太平洋を越えてグアム基地に向かう1機のB2と2機のF22
西太平洋におけるステルス戦闘機の決戦開始がカウントダウンに入る中、米月刊誌「WIRED」26日号は国防総省からの情報として、米軍がB2、F22、F35の3種のステルス戦闘機を太平洋基地に配備する計画は2017年に実行され、その攻撃範囲内に中国も入るとする記事を掲載した。「環球網」が伝えた。
米軍は太平洋地域における存在感を高めており、「ロシア・トゥデイ」のサイトは27日、米国は世界最先鋭のステルス戦闘機を使って経済分野の最大のライバルを包囲しようとしていると論評した。
3、4年前に米軍は空母や原子力潜水艦をはじめとする海軍戦力を西太平洋に大きく移し、世間を騒がせたが、近ごろその順番は空中戦力に回ってきたのだろうか。B2にしてもF22にしても、米国のとてつもなく大きい兵器庫にあるこれらの兵器は主に米国本土に配備されており、東アジアに配備されたとしても一時的なことに過ぎない。
中国社会科学院米国研究所の倪峰研究院は「環球時報」に対し、「米国は西太平洋での抑止力を大幅に高めている。米国のアジア太平洋回帰戦略はスローガンだけでなく実際の行動に入り、政治・軍事面の両方に一度に取りかかっている」との見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年12月28日