中国の戦略空軍の建設は遠い先のことではない

中国の戦略空軍の建設は遠い先のことではない。 運-20

タグ: 中国 戦略空軍 運-20

発信時間: 2013-01-28 15:27:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国が自主開発した大型輸送機「運-20」は1月26日午後2時、陝西省の閻良航空基地で初飛行に成功した。これにより、中国は米国、ロシア、EUに続き、大型機を生産できる数少ない国の仲間入りを果たした。

雑誌「世界軍事」の陳虎編集長によると、運-20は過去に開発された国外の輸送機と比べて、後に開発することにより新しい技術を導入できるという後発優位がある。優れた大型軍用輸送機には、輸送量の規模と飛行速度、さらに短距離や土の滑走路などの悪い条件下での離着陸の能力が求められる。運-20はキャビンの幅がロシア製のイリューシン76型輸送機より大きいのが特徴で、積載能力が高く、積み替えに適していることがわかる。

運-20の初飛行の成功は、中国の空軍の戦術空軍から戦略空軍への見事なモデル転換を意味する。大型軍用輸送機を保有すれば戦略空軍になったというわけではないが、保有していなければ戦略空軍と言うことはできない。戦略空軍は、本土から世界に進出し、少なくとも地域において輸送と空中作戦を実行できることを意味する。つまり、作戦空域は戦略レベルの範囲に達している必要があるが、作戦範囲が大きいだけではこの範囲に達することはできない。総合的な作戦半径の面から言うと、このような支援機の能力は空軍、あるいは戦略空軍かどうかを見るうえでさらに重要となる。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年1月28日

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