米誌は、中国がこの時期に最初の高解像度の対地観測衛星を打ち上げた主な目的は、複雑な国際情勢に対応することだと伝えた。「高分一号」衛星が解放軍に使用されれば、中国の対ステルスの作戦能力は高まると見られる。報道によると、米国が推し進める「空海一体戦」計画は、主に原子力潜水艦、ステルス爆撃機や戦闘機などの強力なステルス兵器を利用して中国を威嚇するというものである。中でも、B-2ステルス爆撃機、F-22ステルス戦闘機、大量就役が予定されているF-35ステルス戦闘機は、米国が軍事面で中国より優位に立つうえで重要な存在である。中国の高解像度の対地観測衛星の就役後、米軍のステルス兵器の優位性はある程度弱まるだろう。
ロシアのビジネス日刊紙は、中国は衛星技術の開発においてある程度の成果を収めたが、高解像度の対地観測衛星の技術分野においてはまだ「初学者」であり、商用化は遅れているとした。中国は2012年初め、過去最高の解像度の民用高解像度立体測量衛星「資源3号」を打ち上げた。その解像度は2.1メートルだが、インドと日本は数年前に同じ解像度のカルサット-1とALOSをそれぞれ打ち上げている。そのため、中国には民用の高解像度の対地観測衛星を開発し、商用化する完全なる理由がある。
また報道によると、高解像度の対地観測衛星は大国が宇宙産業を一定の段階まで発展させるうえで必要なものであり、米国はこのような衛星を軍事活動に利用し、国家利益を守っている。中国がこの一歩を踏み出したことは、大げさに驚くことではない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年4月28日
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