2010年上海万博の最初のテーマフォーラムである「情報化と都市の発展」が先だって浙江省寧波市で開催され、「Internet of Things(モノのインターネット)」が最も脚光を浴びるキーワードとなった。「Internet of Things」関連株はウナギ上りとなり、各地方政府もサポート政策を続々と公布している。温州民間人のホットマネーも、この「Internet of Things」を投機の対象として見なしている。世界中からやってきた情報テクノロジー分野の権威ある専門家は一般的にこのように認識している:「Internet of Things」は人類のこれまでの生活を覆すような変化をもたらすだろう。同時に、インターネット・バブルの二の舞にならないためにも、きちんと計画立てて進めていかなければならない。
「Internet of Things(モノのインターネット)」により生活が更に安全に、よりエコに、もっと自由に
自動車のDNAは、100年前のGE設立時と変わっていない。今でも機械が制御し、個人個人がそれぞれ自動車を運転している。だが将来、無線ネットワークを通じて、人、自動車、非原動機付車両、建築物、インフラ間をつなぐことができる・・・
「Internet of Things(モノのインターネット)」は金の成る木にはなっていない
Internet of Things(モノのインターネット)」は次の数兆元級産業だと見なされており、中国政府はすでに、新たな経済成長ポイントおよび経済構造の転換・レベルアップを後押しするものと見なしている。最近、「Internet of Things」関連株の株価は一直線に上昇しており、センサー設備を販売する企業も大儲けしている・・・
1995~2000年、インターネットの概念が最もホットなキーワードであったとき、多くの企業が光ファイバーに続々と投資したため、現在は光ファイバーの長さで料金が決定することになり、結果、ラーメンよりも安くなってしまった。Internet of Thingsの発展において、このような問題が待っている…
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年5月18日