十六大以降、農業と農村経済の発展における新たな突破

japanese.china.org.cn  |  2007-10-17

十六大以降、農業と農村経済の発展における新たな突破。十六大以降、中国は長期的に農村経済の発展を促すメカニズムの構築に取り組んでいる。食糧は3年連続で増産し、主要農産物の品質も全面的に向上した。農民の収入が急速な伸びを示し、農民の生活水準も目に見えて改善し、農業と農村経済の発展は顕著な成果を挙げている…

タグ:十六大 十七大 農業 農村 経済の発展 新たな突破

発信時間:2007-10-17 10:08:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

農業及び農村の経済構造に良好な変化が現れ、農産物の品質が向上し続ける

新段階の情況の変化という要請に応えるため、党中央・国務院は、農村の経済構造を改善し、農業生産の質を向上させ、農業生産により大きな市場を創出し、農業の成長パターンの数量的成長から質・効率的成長への転換を図ることを一層重視している。 農村の産業構造から見ると、2006年の農村における増加額の中で、第1次産業のウェートは29.6%で、2002年に比べて0.9ポイント低下し、第2次産業のウェートは54.8%で、1.9ポイント上昇した。農業、林業、牧畜業、漁業の農業総生産額に占める比率から見ると、農業の比率は縮小し続けており、林業、牧畜業の比率は上昇し続けている。2006年の農業、林業、牧畜業、漁業の農業総生産額(農、林、牧畜、漁業関連サービス業を除く)に占める比率はそれぞれ52.3%、3.9%、33.1%、10.8%で、2002年と比較して、農業の占める比率は2.2ポイント低下し、林業、牧畜業はそれぞれ0.1、2.2ポイント上昇した。業種別に見ると、栽培業における大口農作物の構造が大きく変化し、良質農産物が急速な発展を遂げている。農業部の大まかな統計によると、2006年の中国の水稲、小麦、トウモロコシ、ダイズの四大食糧品種の品質優良率はそれぞれ69.1%、55.2%、42.0%、65.7%に達している。栽培業生産の専門化分業や地域化生産は一層強化され、全国では、すでに東北のダイズ・トウモロコシ、黄河・淮河・海河流域の落花生・小麦、長江流域のアブラナ、新疆ウイグル自治区の綿花産業ブロックが形成されている。農業生産では、エコ製品の開発が一層重視され、無公害農産物、グリーン食品及び有機食品の「三位一体」の全国安全農産物の全面的発展の構図がすでに初歩的に形成されている。

生態環境を保護し、農業の持続可能な発展を維持するため、国の天然林保護、耕地を林地に戻すプロジェクトなど多くの農村における生態系保護プロジェクトに大きな進展が見られる。林業部門の統計によると、2006年までに、国は2427万ヘクタールの土地を耕地から林地に戻した。2006年の天然林保護プロジェクトでは、9838万ヘクタールの森林を有効に保護し、公益林95万ヘクタールを造林した。こうした生態系の保護・回復プロジェクトは著しい効果を挙げている。

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