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統計データから見た中国のここ5年間の変化
発信時間: 2008-02-14 | チャイナネット

農民7億人が保険加入

長らく中国農村の発展を妨げてきたのは、「病気のせいで貧しくなる」という悪循環だった。だがここ数年、農村部で新型の農村合作医療制度(新農合)の普及が進められた結果、今では農民が規定に基づいて医療費の一部を請求できるようになった。

新制度は2003年にモデル事業がスタートし、05年下半期にモデル範囲が拡大され、今年は全国規模での普及が目標とされる。現在、農民7億3千万人が新制度の恩恵を受けている。

農村の最低生活保障制度(農村低保制度)は06年に検討が始まり、07年に全面的に実施された。現在約3千万人が同制度の適用対象となっている。今年は整った政策法規と運営メカニズムを土台として、条件に合致した農村の貧困世帯をすべて適用対象とする計画だ。

今後は居住地が都市であれ、農村であれ、困難を抱えた人はすべて最低生活保障を受けられるようになり、基本的な衣食住の心配はなくなる。

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