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統計データから見た中国のここ5年間の変化
発信時間: 2008-02-14 | チャイナネット

貿易が力強い伸び

対外貿易が経済成長を牽引する重要なエンジンになっている。過去5年間、中国の輸出入総額は急速な増加を遂げ、2003年の9千億ドル弱から07年は2兆ドル強へと増加し、世界貿易ランキングは3位に躍進した。

貿易の急成長は、その国の経済が世界経済とより緊密化したことを意味する。商務部の陳徳銘部長によると、02~07年には、中国の輸出入総額の年平均増加率が28.5%に達し、改革開放の実施以来、成長周期が最も長く、成長速度が最も急速かつ安定した時期になった。開放型経済が次の段階に進んだといえる。

だが貿易黒字がたびたび記録を更新したと同時に、ここ数年には過剰な流動資金や貿易摩擦といった問題も発生した。また米国の低所得者向け住宅ローン(サブプライムローン)の焦げ付き問題といった世界経済の不確定要因の影響を受けて、中国の持続的・安定的な輸出に対する圧力も増大した。対外貿易成長モデルの転換を加速し、対外貿易のバランスの取れた発展を促進するという任務は大層困難なものだ。 

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