さらに、科学技術革新の強化や科学技術によるサポート力の十分な発揮を行い、国際金融危機に応じ発展能力を高めることが重要だと指摘した。現在、以下の活動を重点的に行うことが必要である。
1.内需拡大、成長と密接な関係のある科学技術の重要事項を実施する。現在の産業発展と内需拡大に直接的な役割を持ち、すでに基礎があり、市場競争力を早急に形成できる製品の難関攻略任務を行い、重要な成果が迅速に得られることを優先する。
2.産業発展の要となる技術を研究、開発し産業振興に有力な柱を提供する。定着した技術と製品において産業化、商業化、規模化を進める。
3.企業の自主革新能力向上を支持する。中堅会社の国家重大科学技術任務請け負いを奨励し、企業の技術革新サービス環境共有に向け先進技術の中小企業への移行を進める。
4.ハイテク産業郡の急速な発展を行う。国のハイテク産業開発区の役割を発揮し、新エネルギー、生物、新材料、情報など戦略的ハイテク産業を大いに支持し、創造性、アニメーション、ゲーム、アプリケーションなど新興産業を積極的に発展させ、経済の新たな成長点を育成する。
5.科学研究所と高等教育学校の科学技術を用い積極的なサービスを行う。科学研究所が企業と連合し技術や製品を研究、開発し人材を企業に移動させることを支持する。科学研究所が企業に検査などのサービスを提供することを奨励する。科学技術の人材導入と育成を行う。
会議では、科学技術関連の重要特定プロジェクトと国家科学技術計画に関する財政資金投入構造の調整と合理化が決定した。今年と来年は中央と地方財政が上述任務の実施に1000億元を投資する。自主的革新関連の製品の普及、活用を支持し国産設備の使用を奨励、科学技術革新への金融面のサポートを強化し多層的な資本市場の建設を推進する。
「チャイナネット」2009年2月26日