中日領海紛争の火種となる日本の海洋開発計画(2)

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発信時間: 2010-05-28 13:33:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

非鉄金属が新たな注目点に

非鉄金属鉱物資源が海洋開発計画の新たな注目点となっていることに注意したい。さらに、日本は単に商業利益の面から海底金属資源を見ているだけでなく、戦略的にこの問題を扱い、海底資源による国の今後の発展に対する重要性についても十分に考えている。

計画の中にある海底熱水鉱床とは、マグマ活動により熱せられた海水によって生成される鉱床で、金、銅、亜鉛、希土類金属を豊富に含む。海底マンガン鉱床とは各種の地質活動により生成される鉱物資源で、マンガン、銅、コバルト、ニッケルなどの金属を豊富に含む。地質活動の特徴により、東中国海の沖縄トラフ一帯と太平洋の多くの場所に2つの鉱床が多く存在すると考えられている。

日本の多くのメディアは、今後の太陽電池や電気自動車などの新エネルギー、新技術の発展過程で、マンガン、ニッケル、希土類金属は非常に重要な戦略的意味を持つとしている。日本は天然資源が不足する島国で、重要な原料において制約を受ければ、産業の発展に制限を受ける可能性も高い。したがって、海底資源の開発ペースを速めることは、日本の次の戦略的産業発展の原料を確保するのにプラスとなる。

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