中日領海紛争の火種となる日本の海洋開発計画(2)

タグ: 領海 紛争 日本 海洋開発計画

発信時間: 2010-05-28 13:33:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

同報告は、日本の排他的経済水域をほぼカバーするフロート式の海上基地を作ることを提起している。具体的には次の通り。日本の排他的経済水域にある7カ所にフロート式の海上基地を作る。基地は巨大なポンツーンで、その上にヘリコプターを配備することが可能。7カ所の基地で構成されたヘリコプター離着陸場のネットワークは離島空港を支援し、日本の排他的経済水域をほぼカバーする航空監視網を形成することができる。調査報告によると、これは救援や漁業管理、排他的経済水域内での活動だけでなく、未確認船舶への対応などの任務を行う上でも有利となる。これは基地の潜在的な軍事用途を示している。

そのほか、調査報告では沖ノ鳥を「島」とし、その上に「離島支援洋上基地」を設置するなどの多くの提案をしている。

この調査報告の内容の多くが『海底戦略』に採用されており、メディアが報じた『海底戦略』の一部内容からもそれがわかる。しかしフロート式の海上基地の建設と沖ノ鳥を「島」とする比較的敏感な提案が『海底戦略』に組み入れられるかどうかは、6月の正式発表後にしかわからない。

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「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年5月28日

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