(4)一部の農産品価格が高騰
年初以来、ニンニク、緑豆、トウガラシなどの農産品が大幅に値上がりしている。価格上昇につれて、ネットの世界ではあり得ない高価格を笑いのめす一連の流行語が生まれた。
寸評:緑豆や大蒜はもともと燃料、米、油、塩などと同じ生活必需品で、金融投機の対象になることは滅多になかった。有名な市場評論家の葉檀氏がいうように、大規模な農産物投機としては、1980年代に君子蘭バブルがある。2010年に発生した緑豆バブルには、投機資金が大量にある、他の投資ルートが不足している、といった特徴がみられる。