■ 背景
中国は90年代に社会プールと個人口座の二つの部分からなる年金保険制度を確立した。社会プール部分は企業が負担し、保険料は従業員給与総額の20%、個人口座部分は従業員個人が負担し、保険料は個人給与の8%。年金保険制度確立前の従業員に支給する年金は、その後の保険料支払者が負担し、これを財源としてきた。社会プールと個人口座の二つの部分からなる年金保険制度が確立されてからは、個人口座の資金が当期の年金の給付に使われ、巨大な「空口座」が生じた。主管部門が一度だけ発表したことがある年金保険の「空口座」額は、2004年時点の7400億元。
「空口座」によって将来引き起こされるであろう重い支出負担を解消するために、政府は2000年から個人口座の試験的改革を実施。この改革はすでに13省で行われ、口座資金は1300億元になっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年7月15日