・国際市場は主戦場
8月5日は百度のナスダック上場5周年記念日だった。李彦宏氏は百度の北京本社から遠隔操作でナスダックの市場開始チャイムを鳴らし、この模様が米タイムズスクエアの証券ビルの大スクリーンで実況中継された。これに対し、ナスダックCEOのロバート・グリフィールドから映像通信回線を通して「ナスダック世界傑出企業家」の称号が同氏に贈られた。またナスダックの副社長サンディ・フルーチャーが北京まで足を運び直接トロフィーを贈っている。
ロバート・グリフィールドによると、5年前から現在に至るまで百度はナスダック百傑における唯一の中国企業であるという。「この5年、百度そのものも百度の株式も非常に優秀であり、株価は上場以来2700%の伸びを見せている。百度の成績は我々も心から誇りに思っている」。
百度はナスダックの市場開始ベルを遠隔操作で鳴らした初の中国企業となったが、この「特別待遇」は世界資本市場が中国のネット経済と投資価値を認めたことの表れだと一般には見なされている。