中日専門家:コンテンツ商品新収益モデルの構築

中日専門家:コンテンツ商品新収益モデルの構築。

タグ: コンテンツ産業 収益モデル 知的財産権 周牧之 角川歴彦 安斎隆    

発信時間: 2012-03-29 16:44:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

エイベックス・ミュージック・パブリッシング代表取締役社長、日本音楽出版社協会会長の谷口元氏

 

音楽消費の主力軍は新世代層

周牧之:日本がアメリカを抜いて世界最大の音楽市場になった理由はどこにあるのでしょう。

谷口元:日本の音楽市場が人口比で2倍以上のアメリカを超えた理由としては、第一に著作権の保護が挙げられると思います。しかし、それよりも重要なのは、日本の音楽市場の規模が、3位のドイツ、4位のイギリス、5位のフランスに比べても非常に大きいという点でしょう。実際、6位以降の市場になると日本の10分の1程度がほとんどです。

周牧之:しかし今、この世界最大の市場が急激に縮小しています。

谷口元:日本のCD市場は1988年から約半分にまで縮小しました。一方、コンサート市場は成長を続けています。ネットによる音楽のダウンロードが一般化し、CDの購入やレンタルが減少していることや、人々がより臨場感あふれる生の音楽を好むようになったこと等があります。CDの売り上げの減少は、直接日本の音楽市場の縮小をもたらしました。特に、1981年以降生まれの、デジタル音楽に親しんでいる新世代が音楽消費の主力軍となったことが大きいです。

 

 

     3   4   5   6   7   8   9   10    


iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。