日本製造業の時代は終わったのか?

日本製造業の時代は終わったのか?。 シャープ、ソニー、パナソニック等の日本の電子大手は、赤字やリストラというキーワードと結びついている。果たして日本製造業の時代が終わったのか?これについて、中国社会科学院の日本経済専門家の姚海天氏と集積回路の小売を手がける科通芯城の朱継志執行副総裁に聞いた…

タグ: 日本製造業

発信時間: 2012-10-30 17:05:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

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姚氏は、「1990年代前半より、日本経済が長期的な低迷に陥り、いわゆる失われた20年を経た。この間に日本の電子産業は円高進行等による深刻な影響を被った。日本経済の成長は限られていたが、企業レベルの開発能力は逆に強化された。日本のMC産業は、世界で重要な地位を占めている」と語った。

姚氏は日韓MC産業の競争力を比較した論文の中で、「韓国は完成品の市場シェアを拡大しているが、日本と比べた場合、MC産業では劣勢に陥っている。MC産業において、韓国のサムスンやLG等の大手が生産する完成品の多くは、日本から輸入したコア部品・材料を使用している」と指摘した。

また韓国の染料・顔料・塗料・表面活性剤など化学製品の製造技術は、すでに先進国に引けをとらない水準に達している。しかし高い技術力、高額の開発経費を必要とする分野(精密化学産業の中核である原料や中間体、特に電子情報用の化学材料)では、日本を含む先進国からの輸入に依存している。

姚氏は記者に対して、「韓国中の対日貿易は長期的に赤字に陥っているが、このうち60%以上がMC産業の貿易赤字によるものだ」と語った。

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