最後に収入に関して言うと、工業の収益の伸び率が回復したことが、企業の在庫補充を促進する。工業企業の主要営業収入の伸び率は2012年9月の10.2%から、徐々に回復、11月には10.8%まで上昇し、伸び率は3カ月連続で製品在庫の伸び率を上回っている。そして、過去の動向から、営業収入の伸び率もまた、在庫よりも先に底打ちする傾向にある。
そのため、需要が依然安定した比較的速い伸びを保っていることから、実体経済において、在庫補充が引き続き製造業の景気を押し上げ、今後一定期間、工業増加値の伸び率の回復は続く見込みだ。
「中国証券報」より 2013年1月29日