メタンハイドレートは溺れる者のつかむ藁ではない

メタンハイドレートは溺れる者のつかむ藁ではない。

タグ: 商業採掘

発信時間: 2013-03-19 17:26:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の南中国海海域のメタンハイドレート資源埋蔵量は石油650億トン(中国の現在の年間石油消費量は5億トン超)に相当し、130年間は十分に使えると推定される。このほか青海省の永久凍土帯でもメタンハイドレートが見つかっており、これは中低緯度の凍土地帯で見つかった初のメタンハイドレートだ。世界第3位の凍土大国である中国の陸地のメタンハイドレート埋蔵量はおよそ石油350億トンに相当し、中国は90年間近く使用することができる。

こうしたデータは制御核融合という「究極のエネルギー」の実現までの間、中国はエネルギー戦略において「卵を別々の籠に入れておく」必要があることを物語っている。中国はエネルギーの足りない後発工業大国であり、たとえシェールガスやメタンハイドレートがその場しのぎの措置であっても、なおざりにしてはならず、研究から採掘まで、追いつくべきは追いつかなければならない。

現在の最も根本的な難題は、世界の大口商品貿易とエネルギー貿易において中国に価格決定権がないことだ。資源において他国に首を絞められず、より大きな発言権を得るには、自分で立っていることができなければならない。

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