今年9月末、浜海新区は塘沽、漢沽、大港の3区の工作委員会と管理委員会を廃止し、新区区委員会、区政府による統一管理を行うと発表した。浜海新区の行政管理体制はこれによって一つ減り、より簡素化、フラット化された。
改革の全面的深化にとって、政府の改革は小さな事柄でも全体に影響を及ぼす意義がある。行政体制改革を改革深化の突破口とし、政府が市場や企業のためのサービス型の効率の高い体制づくりをしない限り、新区の改革開放、構造転換と高度化の「新エンジン」の役割は十分に発揮できない。
浦東新区は1992年に複数の区県行政区画を統合して成立、2009年に南匯区を統合後、浦東の発展は著しく加速した。浜海新区は2006年に塘沽、漢沽、大港の3行政区を統合して成立した。