一連の先行試行措置の後押しで、政府の効率、経済の内生動力、企業の革新活力、社会科学管理などの方面はいずれも高い効果が現れている。
「都市・農村部一体化の公共サービス制度の構築、開発・建設と環境保護の調和をとる理念の継続、共に協議し改善する末端社会のガバナンス体制の模索は新区が先行・試行を通じて埋める社会発展の足りない部分で、新区の『開拓者』としての腕の見せ所にもなる」。南開大学浜海開発研究院の周立群副院長はこう指摘する。
中国の改革者らはこのほかに「2次開拓」を展開、深セン前海を金融、税制改革の「新特区」とし、この香港・澳門(マカオ)と海を隔てた場所、15平方キロメートルの「特区中の特区」が深セン・香港協力、中国の経済・外交の新たなプラットフォームとなった。