経済発展がある程度の段階にいたると、社会建設の停滞問題が顕著に現れてくる。これに対して各新区は教育、医療、住宅、環境保護など社会分野や生態建設の取り組みを加速するなど総合改革に力を入れた。
開発・建設の過程において南沙新区は、海や河に近い水辺資源や山周辺の緑化、湿地資源を厳格に保護するため、200平方キロメートルの開発禁止エリアを指定した。
「単純に経済的角度からみれば、開発面積は当然広いほうがいいが、そうすれば市民に残す場所が少なくなる。南沙の一番いい海岸線は原則的に生産型事業や建設目的の事業に使わず、市民の憩いの場にする」。南沙新区管理委員会の李自根副主任はこう語る。