これまで注目を集めてきた中国製ハイエンド設備の輸出のうち、これは最も注目を集める事例となった。
中国鉄道車両大手の中国北車は10月23日、ボストンの地下鉄プロジェクト(計284両)を34億8500万元で落札した。この情報は、中国南車が米カリフォルニア州の高速鉄道プロジェクトに入札したという情報と同時に伝わり、国内外で活発に議論された。中国レール交通設備企業は、部品の輸出から車両の輸出、ロー・ミドルエンド製品からハイエンド製品、発展途上国市場から先進国市場という変化を経て、米国ハイエンド市場に初上陸した。中国製ハイエンド設備製造は、南極大陸を除く六大陸を全面的にカバーし、新しい歴史的段階に突入した。
中国のレール設備、米国初上陸へ
中国北車が昨日発表した情報によると、現地時間10月22日(北京時間10月23日)午後、マサチューセッツ州交通省は中国北車から284両の地下鉄車両を購入し、ボストン地下鉄の「レッド」、「オレンジ」で運行することを認可した。中国レール交通設備メーカーが、米国で行われた世界的な入札で勝利するという快挙はこれが初。