中国北車によると、先ほどのブラジルへの地下鉄輸出だけでも、世界のほぼすべての厳しい基準を満たさなければならなかった。防火や連結に用いる電線はフランス基準、車輪のすべり止めはUIC基準、車輪や車軸などは米国基準、溶接は英国基準を満たす必要があった。今回米国に輸出する地下鉄車両の構造強度、制御の安全性・信頼性、使用性、メンテナンス性、安全性などは米国基準を採用し、米国上陸の目標を実現した。
中国南車、米高速鉄道に入札
中国北車が米国市場進出に成功し注目を集める中、中国南車も米カリフォルニア州の高速鉄道への入札意向書を提出し、米国初の高速鉄道プロジェクトの競争に加わることを決定した。情報によると、中国北車も入札の意向を示している。
メディアの報道によると、カリフォルニア州の高速鉄道プロジェクトは、時速320キロの95編成の列車を必要としている。中国南車と傘下の唐山軌道客車、サングループUSAが、カリフォルニア州の総額680億ドルの高速鉄道プロジェクトに意向書を提出している。