しかしボストン地下鉄を落札したからといって、米国の高速鉄道を必ず落札できるのだろうか?中国と米国の高速鉄道市場の間には、あとどれほどの開きがあるのだろうか?
レール交通業界内の関係者が昨日明かした情報によると、米国の高速鉄道プロジェクトの開札時期は未定で、中国側も入札意向書を提出しただけにすぎない。本当に開札されるかも未知数だ。680億ドルという規模は、人民元に換算すると約4200億元で、京滬高速鉄道の2倍だ。この巨大なプロジェクトを巡り、世界の大手メーカーが激しい競争を展開すると予想される。
上述した関係者は、地下鉄と高速鉄道は似通っているように見えるが、両者の技術分野には大きな開きがあると強調した。速度だけ見ても、米国の地下鉄の運行時速は102キロだが、米国の高速鉄道は時速320キロを求める。後者の技術の方が複雑で、高い技術が必要とされる。