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多彩な人生を紡いだ女優
発信時間: 2008-06-19 | チャイナネット

 

1982年、 河南省南陽県で「鍛冶屋・張さんのロマンス」という映画のロケの時、同県では漢方薬剤を加えた健康によい薬用酒が造られることを知って、親孝行の彼女は父親に2本買ってあげた。しかし父親は、自分は白酒しか飲まず、薬用酒など飲まないと言って、薬用酒を徳間氏に贈ってはどうかと娘に勧めた。早くからお世話になっていた徳間氏に何かを贈ってお礼を言いたいと思ってはいたが、困ったことに適当なお土産が見つからないという時だった。父親の話は彼女に助け船を出してくれた。 徳間氏夫妻はこの薬用酒を飲んだ後、気に入って、訪中した時にわざわざ「同仁堂」という中国の有名な老舗の薬店へ買いに行った。だが、「同仁堂」ではこの薬用酒を買い入れていなかった。同酒の生産メーカーがこのことを知って、10本の酒を中国の映画会社に託して徳間氏に贈った。徳間氏夫妻がこの酒を1年間飲み続けたところ、徳間氏の頭痛も夫人の不眠症も治ったそうだ。この非常に不思議な酒はその後日本に輸入され、日本市場で一定の市場シェアを占め、南陽県も酒の輸出でかなりの外貨を稼ぎ、当県の経済成長に貢献したという。

愛を贈る

有名人としての王馥荔さんは、演技でファンにお返ししているだけでなく、慈善活動で社会的責任を果たしている。彼女は経済的に困難を抱えるある子供に、小学校から大学卒業までの学費を提供したが、その子供は自分が誰に助けられたのか、今もまったく知らない。5月12日、四川省汶川県で世界を驚かせたマグニチュード8の大地震が発生した。18日、中央テレビ局が主催した大型チャリティー・ショーで、北京のメディア界と芸能界の人たちは、われ先にとステージに登って義捐金を出した。この寄付者からなる隊列の中には、またも王馥荔さんの姿があった。これが何回目の寄付だか彼女自身もはっきりとは言えない。

役柄を十分に表現するために何回も農村へ赴き、農民の生活を体験したことで、農民の貧窮ぶりをよく知っている。もともと貧しかったうえに地震に見舞われて、まさに泣き面にハチだ。大地震の被災者に気前よくお金を出すことは当然行うべき責任であり、祖国と人民を愛していることの表現だと彼女は思っている。今回彼女が出したCDの中の「生命について想像を巡らす」という歌の歌詞にあるように、「生命の真髄は、愛のあるところには、生きる希望があるということ」だからだ。

来年60歳になる彼女は、依然として次から次へと、ほとんど止まることなく生き生きとした人間像づくりに余念がなく、芸術という大木により多くの緑の葉を添えている。

王馥荔さんのプロフィール

中国放送芸術団の国家一級俳優

「中国映画史100年における優秀俳優」、「全国中・青年俳優 徳芸双馨 」の称号保持者

全国政治協商会議第7、8、9、10期委員

代表的な作品

▼映画 「金光大道」、「天雲山物語」、「われらが牛百歳さん」、「日の出」など

▼テレビドラマ 「宋慶齢と彼女の姉妹たち」、「九九帰一(結局のところ)」、「家風」など

注1 「百花賞」

中国映画家協会傘下の「大衆映画」雑誌社が主催し、同誌の読者の投票で選定する映画賞。年に1回行われる。

このほか、中国には「金鷹賞」があり、これは中国テレビ芸術家協会が主催し、年に1回選定する国家クラスの総合的な賞であり、テレビ視聴者の投票を主体に、専門家の評価も参考にして決められるテレビ芸術賞。

注2 「金鶏賞」

酉年に当たる1981年に創設、中国映画家協会が主催し、映画芸術家、映画評論家などが選定する映画賞。

注3 「金鷹賞」

中国テレビ芸術家協会が主催し、年に1回選定する国家クラスの賞であり、テレビ視聴者の投票を主体に、専門家の評価も参考にして決められるテレビ芸術賞。

「北京週報日本語版」2008年6月17日

 

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