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向上し続ける日本のソフトパワー
発信時間: 2009-01-15 | チャイナネット

   日本のソニーは、1989年にコロンビア映画 (現ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント) を34億ドルで買収してハリウッドに進出し、三菱地所は同じ年、ニューヨークの代表的な建物であるロックフェラーセンターの80%の財産権を買収した。この2つの取引は、すぐに「日本脅威論」を唱えていた米国人の不安や懸念を引き起こした。

20年が経ち、日本は控えめなソフトパワーを頼りにかつてない成功を収め、 より自然な形で国際社会に溶け込んだ。不安定な政局や衰退期で落ち込む国内経済をものともせず、様々なルートで「魅力の攻勢」を仕掛け、国際的な影響力は空前のレベルに達した。

 

 

(1)国際的イメージは世界2位

BBC(英国放送協会)が今年に行った、世界各国の国際的イメージに関するアンケート調査では、日本がドイツに次いで世界で2位になり、米国は7位だった

(2)経済で「世界を救う」

日本銀行は昨年10月、深刻な金融危機に陥ったアイスランドなどの国々への支援実施を決定。日本政府は国際通貨基金(IMF)に対する1000億ドルの資金拠出を表明した…

 

 

 

 

 (3)様々な分野で模範に

日本は様々な分野で世界が見習う模範となっている。ベトナムなどの発展途上国の若者には、日本は何もかも失った敗戦国から、先端技術による技術立国へと、素早く変貌を遂げた成功例と映る…

 

 (4)日本語を広め影響力拡大

 北スマトラ大学で日本語を教えるアリマン・シャールさんは、同大学の日本語コースについて、「急速に拡大し、学生数は500人に達した。日本語専攻の学生は日本製の自動車、電子製品、アニメーションが好きですね」と話す…

 

 

 

 

 (5)特色ある文化輸出

日本語専攻の外国人学生に何か要望はあるかと尋ねたら、彼らは恐らくアニメーションに登場する可愛い猫たちに、授業に来てほしいと答えるだろう。これらの猫とはハローキティとドラえもんのことだ…

(6)ODAで価値観を広める

麻生太郎首相は積極的な政府開発援助(ODA)推進者で、途上国に対する援助について、「日本文化輸出の原動力となり、日本の価値観を広める重要な手段」とみている… 

 

 

 

 

(7)一般市民による影響力の拡大 

『ソフトパワースーパーパワーズ』の編著者である渡辺靖慶応義塾大学教授は、「日本人には、60年前、他国の援助により復興を成し遂げたので、今度は自分たちが同様に高尚なことをすべきだという思いがある」指摘する…

 

「チャイナネット」2009年1月15日

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