「天の半分を支える」には遥か遠い日本の女性

タグ: 中国 外国人観光客 日本の女性 主婦

発信時間: 2010-03-25 16:32:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

前新華社東京支局局長 冮冶

 

京都の女性と外国人観光客

大企業の広報部長と雑談していた時のことだ。その広報部長は、新華社が自社の社長の独占インタビューをした際、やって来たのが若い女性だったのは全くの予想外だったという話をした。

その部長の一言で、このインタビューに不適切な点があったことに気づいた。確かに日本は非常に階級を重視する。社内で地位と権力のある社長のインタビューに、大学を卒業したばかりの女性が現れれば、それはあまり適切なことだとは言えない。日本のマスコミならば、少なくとも編集長か部長級のベテラン記者が取材に訪れるだろう。

「その時には新華社の意図が分からなかった」と広報部長。しかしそれは考えすぎで、ただ取材内容によってその分野の責任記者が取材に来たに過ぎない。幸いなことに新華社は日本でもよく知られているため取材は受け入れられたが、そうでなければインタビューできたかどうかは分からない。

郷に入っては郷に従えという言葉通り、こうした状況の時には支局長の自分が出て行くことになった。若い女性記者は記録係だ。

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