日本・東京の政府関係者によると、警察が東京の「最も長寿の高齢者」の家で完全に保存された死体を発見した。この老人は30年前に死亡していた可能性がある。国外メディアが伝えた。
この老人は加藤宗現(そうげん)さんで1899年生まれ、現地政府により「東京の最高齢者」とされていた。
今年初め、担当者が100歳以上の高齢者リストを更新するために加藤さん宅を何度も訪問したが、いつも会うことができなかった。担当者が家に入るのを加藤さんの家族が阻止し、加藤さんは健康だが他人に会いたがらないと述べていた。
政府はこれを聞いて疑いを持ち、警察に調査を求めた。警察は29日に加藤さんの家を捜査し、寝床の中で毛布をかけられた死体を発見した。死体は寝巻きを着用しており、完全に保存されているという。
加藤さんの孫娘によると、加藤さんは30年前に生き仏になりたいと言って自分の部屋に閉じこもったという。警察では、その当時加藤さんは既に死亡したと見ている。
また家族が死体をこれほど長く隠していたのは年金をもらい続けるためだと見ている。ある政府関係者によると「家族は当時、加藤さんが死亡したことを知っていたはずだ。こんなに長い間知らないふりをしていたなんて、恐ろしいことだ」と述べている。
「人民網日本語版」2010年8月4日