朽木氏:日中友好協会の機能が弱まることはない

朽木氏:日中友好協会の機能が弱まることはない。 日中友好協会の朽木光晴事務次長に初めて会ったのは、2年前の春に杭州で日本青少年訪中団の取材をしたときだった…

タグ: 日中友好協会 朽木光晴 事務次長 青少年 

発信時間: 2010-10-12 10:07:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

友誼の木の前で記念写真(2008年3月、杭州)

(二)2年後、日中友好協会記念イベントの準備を着々と進める

1950年に発足した日中友好協会は、発足から1972年の中日国交正常化までの20年間、中日関係を推進する上で重要な役割を果たしてきた。今年60歳の誕生日を迎えるが、豊富な中日友好交流の経験を持つ朽木事務次長に再びインタビューした。

――今年は日中友好協会成立60周年にあたりますが、どんなイベントが予定されていますか。

6月に東京で創立60周年記念レセプションを行いました。

10月15日には北京の人民大会堂で日本全国の協会関係者2000名の大記念集会と記念宴を実施します。中国の国家指導者、関係友好団体の方々にも多数ご参加いただく予定です。そのほか、いろいろな行事を実施し、また実施いたします。

――中日交流の中で朽木事務次長ご自身が経験した最も感動的なことを話してもらえますか。

文化大革命の時代から今日まで、500回以上訪中し、中国各地を訪問させていただきました。素晴らしい自然や人々との出会い、特に各地で業務を一緒に実施した関係者の皆さんとの友情の交流は現在まで続き、私の大きな心の支えであり、人生の財産です。

――中日交流を推進する上でどんな困難がありましたか。

日中友好交流を推進させることに「困難」は感じません。自分の意思と気持ちでこつこつ微力ながら続けて行こうと思っているだけです。

――中日国交正常化までは日中友好協会が重要な役割を果たしてきました。両国間では今、両国指導者の相互訪問や中日経済ハイレベル対話、両国政党間の交流、青少年の交流など、次第に様々なレベルの交流メカニズムが構築されており、日中友好協会としては、中日友好を促進する機能が弱くなるのではないかと思いますが、今後の展望について教えてもらえますか。

民間交流の発展は、各折々の時期に日中友好協会が友好交流を企画し、促進させ、拡大する努力をしてきました。両国政府の関係や世論の変遷にかかわらず、これからも日本と中国の人々が大いに楽しく交流し、明るく付き合っていくことを願って活動を続けていきます。その意味では日中友好協会の「機能」が弱まることもありませんし、日中両国の国民がいる以上、「日中友好交流」の協会活動はずっと継続していくと思います。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年10月12日

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