復旦大学は27日、「世界競争力報告2009-2010」を発表した。世界75カ国・地域を対象とした国際競争力の総合指数で、中国は2位となった。28日付「解放日報」が伝えた。
トップは総合指数5.31の米国、中国は4.58で2位だった。3位から20位は次の通り。日本(4.57)、ドイツ(4.55)、英国(4.43)、カナダ(4.37)、フランス(4.34)、オーストラリア(4.17)、デンマーク(4.04)、スペイン(4.03)、スウェーデン(4.02)、スイス(4.00)、ノルウェー(3.98)、オランダ(3.97)、ロシア(3.95)、イタリア(3.95)、台湾(3.91)、フィンランド(3.89)、ブラジル(3.86)、韓国(3.86)。
国内の大学がこうした順位を発表したのは初めて。国際競争力指数の順位を研究することで、世界各国・地域の国際競争の地位を科学的に評価する一方で、中国が国際競争力の評価順位で主導権を握り、誤った方向への誘導を回避するのがねらい。
「人民網日本語版」2010年10月28日