中国若者の日本観調査(3)感情的には拒絶、理性的には評価

中国若者の日本観調査(3)感情的には拒絶、理性的には評価。 中日間でのごたごたが絶えないこの秋に行われた調査で、興味深い結果が出た。中国人の日本観は、私達が思うほど「憤青」的ではないのかもしれない。今回の調査で、日本に対してプラスイメージを持つ人と、マイナスイメージを持つ人の数はほぼ一致していることになる…「目的を持つODA

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発信時間: 2010-11-15 09:47:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

「私の周りでは、多くの人がよく日本製品をボイコットすると言っているが、それはただの一時的な鬱憤晴らしに過ぎない。彼らは日本製品ボイコットと叫びつつ、普段通り日本製品を使っている。」あるプロカメラマンは、自分を例にしてこう話す。「ニコンやキャノンのカメラを捨て、国産カメラを使うなんて考えられない。」彼の説明によれば、その原因は日本の製品が非常によくできていることだけでなく、中国の製品の質が悪いからだという。「こういうことは、他にもたくさんある。」

ここから、中国人の日本に対する評価が一定でないことがうかがえる。「日本に対する感情的認識と及び理性的認識は一致しているか」という問いに対し、「違いがある、感情的認識がマイナスイメージで、理性的認識がプラスイメージ」を選択した人が38.13%、「完全に一致する、ともにプラスイメージである。」を選択した人が2.31%、「完全に一致する、ともにマイナスイメージである。」を選択した人が29.28%、「違いがある、感情的認識がプラスイメージで、理性的認識がマイナスイメージ」を選択した人が11.25%だった。また、19.03%の人は「なんとも言えない」を選択した。もし理性的認識の面からだけ見れば、今回の調査で、日本に対してプラスイメージを持つ人(合計40.44%)と、マイナスイメージを持つ人(合計40.53%)の数はほぼ一致していることになる。

「感情マイナス、理性プラス」を選択した人の多くが、「民族感情を除けば、日本が好き。」としている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年11月15日

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