日本のボトルネックは5万億、中国は?

日本のボトルネックは5万億、中国は?。

タグ: 日本 ボトルネック 5万億 中国 GDP 日中GDP逆転

発信時間: 2011-03-28 16:47:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国はなぜ継続的発展が可能か

日本のGDP発展史を見ると、何度か5万億ドルに達しているが、その上の6万億ドルに達することはなかった。もし、日本GDPのボトルネックと5万億ドルとするならば、中国にもボトルネックは現れるのだろうか。中国が継続的発展を遂げられる理由はどこにあるのだろうか。

野口教授によれば、中日両国のGDP展望に最も大きく影響するのは教育と人的要素であるという。彼は2010~2020年の英国の世界大学ランキング200校を指し示した。その中には、中日ともに5大学がランキングしており、特にその違いは見て取れない。

「20年前にスタンフォード大学で教えていた頃にも、中国の学生はいたが、彼らは厳格な体系教育を受けていないようだったので、私が彼らを有望視することはなかった。だが、今は全く状況が違う」野口氏はこう語る。

今、再び野口教授がスタンフォード大学を訪れると、中国人の学生はすでに日本人の5倍になっており、しかも彼らが受けてきた体系教育は日本や米国のそれと全く変わらないものである。中国の大学も瞬く間にベスト200校のランキングに名を連ねるようになり、上位5校で見ると、中国が17.8万人、日本が10.8万人と差は大きくないながら、中国は今後の期待が大きい。今後、ベスト200校にランクインする中国の大学はさらに多くなり、それに伴って学生の数も増える。これが、中国の経済発展の人的保証となるのだ。

また、中国GDPが日本を抜いた時、国内の多くのメディアは国民一人当たりのGDPがまだ低いことを問題にしていたが、これは別の角度から見れば、「国内で貧富の差が存在し、地域によって発展段階に差があるからこそ、その落差が中国経済を継続的に発展させる原動力となる」清華大学の劉涛雄副教授はこのように述べる。

手本にすべきは日本の「蔵富於民(人民に富を与える)」

     1   2   3    


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。