日本沈没、SFではなく現実に

日本沈没、SFではなく現実に。

タグ: 日本沈没 仙台 地盤沈下

発信時間: 2011-05-19 16:42:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
陥没した石巻市の車道


 

5月に入り、俳句でいう「惜春」の季節に入った。しかし、沿岸の被災地に住む人々にはまだ笑顔が戻ってきていない。土地は海に流され、多くの田畑には海水がしみ込んでしまった。日本沈没、それはSF映画ではなく、現実になりつつある。

水浸しとなった農地

12日の仙台市若林区。空から降る小雨はこの地を潤すことはなかった。干上がった川床のようになった土地は、水を吸収しなくなっていた。ここで農家を営む相澤さんは、自分の畑を丁寧に耕していた。津波で流されてきた石を一つ一つ拾い上げるのが大変そうだ。相澤さんはすでに数日間、石を拾っては耕すという作業を繰り返してきたが、畑はまだきれいになっていない。

ここ土地は元々菜園だった。津波が土地を流してしまい、相澤さんは自分の土地の境界線が分からなくなった。現在は記憶を頼りに耕作を行っているそうだ。灰色になり、塩の結晶がきらきら光る土地を耕していると、見知らぬ土地に来たような感覚に陥るという。「この土地はもうダメだ。」相澤さんはこのように話した。塩分濃度の高くなったこの土地は、植物の栽培に適さなくなった。農業を続けようと意気込む農家もいるが、次の春に植物が芽を出すことはない。相澤さんが今できることは、土地を耕し、淡水で塩分を洗い流すことだけ。その後のことは神のみぞ知る。

 

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