各メディアの取材に応じる矢野浩二さん
中国香港地域で有名な林子皓監督が手がけた喜劇映画「クレイジーGPS」(中国語名:疯狂的GPS)の記者会見が行われた。
中国で人気の日本人俳優、矢野浩二さんは、今回の映画で完全なる中国人役を演じた。「中国人役を演じることに対する気持ちと思いは」という質問に対し、矢野さんは「俳優はいろんな役にチャレンジできることが幸せで、さまざまな違った役に挑戦できるのはうれしい」と語った。
「クレイジーGPS」は広州市の上川島で撮影が行われた。上川島の面積はわずか157平方キロメートルで、きれいな砂浜が多い。毎回異なるロケ地について、矢野さんは「中国は広く、場所によって言葉や風土、習慣、それに人の性格も違う。いろんな情景に出会えることが中国での俳優活動の一番の醍醐味」と話した。
「クレイジーGPS」は、孤島の島民たちの間で繰り広げられる財宝の強奪をコミカルに描いたコメディー映画だ。韓国人がカメラマンを担当したほか、中国大陸、香港地域、台湾地域、日本などのアジアの優秀なキャストやスタッフが制作に携わった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年5月20日