今後の日本内政外交は「ワシ」派?

今後の日本内政外交は「ワシ」派?。 先日、野田佳彦氏が日本の総理大臣に任命された。松下政経塾門下の政治家が首相に任命されるのは、今回が初めてである。この松下政経塾門下生には言行が強硬な人物が多く、周辺諸国にとっては心配な所だ。しかし、全体的・長期的視野で見れば、誰が政権を握っても中日関係がその競争と協力の中で揺れ動く状況が変わることはないだろう…

タグ: タカ派 ハト派  ワシ派

発信時間: 2011-09-04 10:28:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

第三に、日本の対中政策調整に影響する大きな要素となるのが、中国の台頭である。

日本は、実は安倍内閣の頃からすでに中国の台頭を注視していた。彼らは依然として日米同盟の重要性を強調しながらも、同時に日中間の戦略的互恵関係構築に力を入れており、中国の台頭に合わせて対中政策を調整し、バランスを取ろうとする様子が伺える。

また、民主党の外交トライアルによって、中国に近づき過ぎて米国をおろそかにすることも、日米同盟を強調しすぎて中国を敵視することも、その外交路線としては非現実的であることが証明された。

自民党のベテラン政治家がこんなことを言っている。今後の日本の政治と外交は「タカ」でも「ハト」でもなく、その真ん中の「ワシ」だ。

日本人にとって「ワシ」は、「タカ」のような凶暴性はないが、かといって「ハト」のように温和でもない。つまり、今後は「タカ」派と「ハト」派のどちらが政権をとっても、国家の利益を犠牲にしてまで中国に対抗することもなければ、ナーバスな問題においてそう簡単に譲歩することもないというわけだ。

今後、中日関係はまた違う意味での「正常化」段階に入る。いたずらに期待しすぎることなく、同時にその摩擦により理性を失うことなく、その競争相手でもあり、ビジネスパートナーでもある両国の新しい関係の形を正視していく必要がある。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年9月4日

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