文章=日本新華僑報網
1皿の量が少なすぎる
日本人に食事に招待された時の最大の特徴は、満腹できないことが多いことだ。ある時、日本人の友人が横浜の有名店で「てんぷら」をご馳走してくれた。食事は1時間半かけて10品が供された。ホストの友人はとても熱心にもてなしてくれたが、私は少しも満腹できなかった。主な原因としては、一皿の量が少なすぎることだ。魚の骨1本、ナス2きれ、たまねぎ半きれと、これで3品の料理なのだ。満腹しないのも無理はない。日本人は「二次会」に行く習性があるので、店を変えてまた食べる。食べながら話したり、カラオケをしたりする。少ない料理で、酒を多く飲む。それで日本人はよく酔っ払うのだ。
日本人は飲み屋に行きたがる。昼間、仕事がきついのでサラリーマンの多くは仕事を終えると飲み屋に行って、気分転換したり、情報交換したりする。さっさと家に帰る夫がいれば、妻は怪訝に思う。うちの夫は会社のお荷物で、友達が少なく、おごってくれる人もいないのではないかと疑われる。日本の政治家は国の大事を相談する時、よく高級料亭を使って密談する。日本の重要な政治決定はこのような料理屋で決められてきた。日本の首相だった小泉純一郎氏はたった9ヶ月で100回以上高級料亭に行っている。企業も似たようなもので、食事の場は顧客との重要な交流の場だ。日本の法律には、企業は一定額の資金を「交際費」として使用できると明記してある。コストとして計上し、税金が課されない。中国にも似たような状況がある。
器と盛り方を重視する
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年9月29日