日本のバブル崩壊から中国が学ぶこと

日本のバブル崩壊から中国が学ぶこと。 日本政府がバブルを弾いた時期は正しかった?バブルを弾いた時期には確かに2つのミスが存在する。ひとつは、日本政府の行動が遅すぎたこと。バブルが実質的な危害を及ぼすまで対策を取らなかったこと。バブルが形成する初期の段階で有効な措置を施せば、バブルの蓄積と形成は回避できたはずだ。次に、日本政府の措置が漸進性を欠いていたこと…

タグ: 日本 バブル 崩壊 中国 不動産

発信時間: 2011-11-21 15:49:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本のこうした事例から、中国は次の3点を学ぶことができる。

(1)バブルが収拾がつかなくなる前に調整を行う。一旦バブルが形成されるとコントロールは非常に難しく、バブルの崩壊も、バブルの危害も調整不可能となる。

(2)資産価格をマクロ政策調整の範囲に組み込む。資産バブルの危害はインフレよりも軽いとはいえない。

(3)不当な政府と企業の関係が政策に影響するのを回避する。バブルの深刻度と危害について、不動産会社などは大したことないように説明したり、「不動産が産業の発展を促す」という表面的な現象で覆い隠そうとする。正常な状況では、不動産業の発展が鉄鋼、コンクリート産業の発展、雇用を促進するが、バブルが発生し崩壊すれば、不動産業は何も促進できないどころか、経済全体を巻き添えにすることになる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月21日
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