北京青青樹アニメ有限会社が作った劇場アニメ「魁拔」シリーズの第一作の日本語版は日本上映直前という。日本のスクリーンでは珍しい中国オリジナル手描き劇場アニメとして、一体どういうアニメのでしょうか?そして、日本人が見慣れたアニメとは何処が異なるのでしょうか?といった疑問を持って、先日、チャイナネットの記者は「魁拔」シリーズの王川総監督さんをインタビューしました。
(最後にインタビュー映像あり)
今度の作品(「魁拔」シリーズ)のテーマは何ですか?
「魁抜」のテーマは大まかに言えば「運命」である。どんな人でも生活の中で「運命」を意識することがある。「魁抜」は世界に向けた作品である。「運命」というテーマは、多くの人が関心を抱くテーマだろう。
作品の中で「運命」はどのように表現されるか?
「魁抜」主人公の少年「蛮吉」の運命が描かれています。タイトルの「魁拔」とは、333年に 1度復活する「怪物」ですが、実は、蛮吉は今度復活した「魁拔」のその者です。しかし、運命によって、蛮吉は「魁拔」を倒す使命を受けます。この蛮吉が背負う葛藤こそが、運命というテーマを具現化しているのです。
日本の製作者側は「魁抜」について、日本の劇場アニメ並みの水準だと言っていました。「魁抜」のストーリーとテーマは日本のアニメにはない部分が多いです。また、表現技法も少し異なっています。日本製のアニメを見慣れた日本人にとって、これらの違いはきっと見どころになるに違いありません。