自信があるかないかで日本の見方が変わる

自信があるかないかで日本の見方が変わる。 日本の野田佳彦首相は25日から訪中を開始した。中日両国が真剣に互いを見つめるきっかけとなるだろう。米国がアジア太平洋に重心を移す中、中国が米国の大戦略を度外視して日本を見ることができるか、またその必要があるか、真剣に考えてみる価値はある。

タグ: 野田 訪中 

発信時間: 2011-12-26 16:56:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

そんな日本が中国の発展を受け入れることができるのか?われわれはより素晴らしい日本を期待しているが、今の日本は或いは「最悪」ではないかもしれない。中国の発展に喝采を送らず、面倒な問題を引き起こすが、中国の戦略目標実現の妨げにはならない。

歴史的に日本を見ると、あまりに狭小で政治的伝統を強固にできず、戦略利益の方向に揺れる国といえる。日本の「親米」は中国の力が弱いためだが、中国は「親中」に変えるような大きな風を吹かせることはできない。日本の対中政策が常に穏やかで、中国を敵とする実質的行動がない限り、中国は「こんな隣国を持って運が悪い」という不平を捨てるべきかもしれない。

この点に合点がいけば、われわれの喜怒が中日関係の数々の細かいことに左右されなくなり、中日間の突然の危機に慌てることもなくなる。

中日が東アジアの主導権を争っているという説が広まっているが、そうした噂も今後なくなるだろう。一つの力で主導、支配できない地域に対し、自らが「主導権」の持ち主だと証明しようとするのは自信のない国のすることだ。経済力で日本を抜いた中国は東アジアにおける日本との権力争いゲームから抜けることができるだろう。

来年、中日国交正常化40周年を迎える。中国が自信をつければ、日本の良さ、中国の師となる部分が見つかるはずだ。逆に自信がなければ、中国に対する日本の「態度」を気にかけ、細かい対立を繰り返すだろう。当然、自信はすぐにつくものではない。中国のたゆまぬ成長が徐々に自信につながる。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年12月26日

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