日本の名古屋市長が「南京大虐殺はなかった」と発言したことについて、中国側はすぐに強い不満を表明、南京市政府と駐名古屋中国総領事館が抗議した。名古屋市民もこのことに関心を持ち、市役所には市民から電話や電子メールが寄せられたが、市長を支持する内容が多かった。
日本新聞網は22日、駐名古屋中国総領事館が21日、「市長の発言は軽率で、正しい歴史認識から学んでほしい」と河村市長に抗議したと伝えた。しかし河村市長は取材に対し、「この抗議はしっている。改めて自分の意見を発表する」と述べた。
名古屋市役所には21日夕方までに河村市長の誤った発言に電話や電子メールで64件の意見が寄せられた。このうち22件は批判的な意見だったが、42件は市長の発言を支持する内容だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月23日