5月6日、体操男子のロンドン五輪日本代表選手が決定した。体操男子の6種目において、個人総合とつり輪の金メダル有力種目を除けば、他の種目では中国と熾烈な戦いを強いられるだろう。中国の体操代表チームのリーダー葉振南氏は「ロンドン五輪では体操男子の中日の世紀の大決戦が繰り広げられるだろう」と述べた。
日本体操男子チームは、オリンピックでは中国の最大のライバルだと見なされており、特に団体金の獲得に関しては白熱した争奪戦が予想される。2011年の世界選手権において、日本の体操男子団体総合は、わずかな得点差で中国に負けている。ロンドン五輪で再び、中国チームに対抗するべく、日本の体操男子代表はメダルに最も近い選手である内村航平選手がチームを引っ張る他、全日本選手権とNHK杯の成績によって選出されたもう1人の万能選手、田中和仁選手が選ばれた。他の3名に関しては代表選考会において、床で1位を獲得した加藤凌平選手、鉄棒で1位を獲得した田中和仁選手、あん馬で1位を獲得した山室光史選手が選ばれ、ロンドンに向けて本格的なスタートを切った。加藤選手以外は皆、昨年の世界選手権にも出場したメンバーである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年5月7日