軍事化に向けて歩み出す日本政府のODA

軍事化に向けて歩み出す日本政府のODA。 国際社会への責任を果たし、国際的なイメージアップを図るため、日本は毎年、開発途上国への政府開発援助(ODA)を行なっている。しかし、ここ2、3年、日本政府のODAは経済的な目的だけでなく、その用途は静かに軍事戦略の方向へと歩み出している…

タグ: 日本 フィリピン ODA 巡視船 南中国海

発信時間: 2012-05-23 15:43:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 次に、日本がODAを軍事に利用するのは、自国の緻密な企みもある。

日本政府のODAは1954年に始まった。17年の発展を経て、日本は世界でもODA額が多い国の一つである。ODAは既に日本にとって、最も重要な外交手段となっている。日本が放出した数千億米ドルのODAは、戦後の日本の国際的なイメージを急速に引き上げただけでなく、日本製品を世界市場に進出させる扉を開き、日本に重大な政治と経済の利益をもたらした。日本政府は2011年末、「武器輸出三原則」を緩和したため、「国際貢献」という名目で他国に武器を提供することも可能となった。そのため、日本政府は今、ODA資金を利用して日本の軍事企業の海外市場の開拓を目指し、より多くの日本制武器が海外進出することを狙っている。

日本は中国政府向けのODAを削減する一方で、中国の周辺国家の武装化にお金をかけ、中国を敵で囲っている。日本の中国に対する思惑は言わずとも明らかである。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月23日

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