自衛隊の「親米派」、岩崎茂統合幕僚長

自衛隊の「親米派」、岩崎茂統合幕僚長。 年初以来、しきりに「専守防衛」と言ってきた日本が極東では極めて活発な「軍事的役割」を担っている。米外交誌フォーリン・ポリシーのコラムニスト、アーメット氏の言葉を使えば、米国が極東で言いづらく、やりづらいことを日本が代わりに言い、やっている…

タグ: 日本 自衛隊 親米派 岩崎茂 統合幕僚長

発信時間: 2012-05-26 09:44:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◇かつてのTACネームは「Garfield」

日本の航空誌「航空ファン」によると、1953年に岩崎氏は岩手県で生まれた。1975年3月に防衛大学を卒業。特技は戦闘機の操縦で、F-104J、F-4EJ、F-15Jなど自衛隊の主力戦闘機を操縦した経験を持つ。おもしろいのは彼のTACネームが「Garfield」で、米アニメの動物に由来することだ。

岩崎氏は防衛大学出身の戦闘機操縦士であるだけでなく、部隊での指揮や訓練隊長としての経歴も非常に豊富で、「複合型の人材」といえ、極めてめずらしい存在だ。06年8月4日、岩崎氏は空将に昇進、西部航空方面隊司令官として、日本の東中国海方向に面した防空任務を担った。この地域は常に目立った事件が発生する上、在日米軍が集まる横須賀軍港と厚木航空基地も管轄内にある。岩崎氏は米軍幹部との交流を非常に重視し、米軍からの信頼と高い評価を勝ち得た。

08年8月1日、第40代航空幕僚副長に昇進、当時の田母神俊雄空幕長を補佐した。それほど長い補佐経験を経ずに、その後2人の上司が更迭され、航空幕僚長に就任。防衛省の過渡的な人事と思われていたが、昨年の東日本大震災の救援活動と米軍とのやりとりですぐれた能力を発揮し、今年1月31日に統合幕僚長に抜擢された。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月26日

 

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