李纓監督によると、日本人は世界でも最も礼儀に極めてこだわりを持っているる民族であり、日本は礼儀を社会全体を結びつける絆であると見ている。個人的な感情、喜怒哀楽は礼儀よりも後回しにされる。このような考え方があるからこそ、日本では、地震や放射能漏れ事故が発生した際に、デモや混乱、社会的な動乱が起きなかったのである。「このように、視点を180度変えて日本を研究することで、自国への新たな認識を持つこともできる」と李纓監督は見ている。
李纓監督は、「国家間にしろ、人と人の間にしろ、ライバル意識を持って、その相手と付き合うことが重要だ。日本は中国にとって非常によいライバルであり、我々はその良きライバルとの上手な付き合い方を見つけるべきだ」と呼びかけた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年8月29日