今日の中国は話し合いに際し、日本に対して怒らなくても威厳がある総合的実力を持っている。その背景には13億の中国人、世界第2のGDP、勢いを増す成長がある。当時李鴻章の背景にあったあの大清帝国とは雲泥の差がある。また釣魚島問題に関していえば、中国には道理がある。われわれは平静に筋を通すことができる。日本にやましいところがなければ話し合いをこれまで避けることもなかっただろう。
話し合うのはいいが、われわれは話し合いのテーブル以外でも日本に対して強い圧力をかける必要がある。海上監視船の法執行、海軍艦艇の巡航などするべきことはするべきだ。
話し合いで日本に「実質的妥協」を期待するのは今は難しい。自ら話し合いを求めてきたことが日本にとっては一種の「妥協」で、釣魚島問題に関しては10年、20年の対話が必要だろう。しかし本当に話し合いで結果を出す場合、それを決定する要素はやはり中日双方の力バランスにかかってくる。これについて、われわれには十分な自信がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年10月12日